豊岡市内で新築の住宅のアプローチ作成中です
タイトルの通り
今回はレンガ積みの門柱です
最近は雨が多くなかなか仕事が捗りませんでしたが
とりあえずレンガ積みは完了です
最近は洋風なアプローチを作ることが多く
レンガはよく使います
庭舎坪以では
数種類のレンガを取り扱っております
新品のレンガにも
カチッと採寸されたレンガ
無骨なカタチになるようわざと雑につくってあるレンガ
中古のレンガなんてのもあります
オーストラリア等の海外で廃炉になったり、交換が必要になって
廃棄になるような耐火レンガを集めてアンティークレンガとして輸出されたレンガなどを仕入れたりしています
レンガひとつ
イロやカタチ、情緒など
その家にあったレンガを使用して
その家にあった積み方、並べ方で
その家にあった雰囲気のアプローチをつくります
先ほど言いましたアンティークレンガ
元は同じレンガですが
経年により角がすこし欠けていたり、すこし曲がっていたり
炉の温度の高い場所、低い場所
どこで使われていたかで
色が黄色っぽくなったり、茶色っぽくなったり
すこしくすんでいたり、すこし模様がついていたり
パレット単位でトラック一台分とかで仕入れるのですが
同じ物を注文しても炉が違ったり成分が違ったりで
買うタイミングが違えば
なんかこの前買ったやつと雰囲気がちがう…なんてことがあります笑
でもいざ並べてみると
おっ、いいかんじ!なんてことももちろんあります
この現場は残りアプローチと植栽、門柱の装飾です
完成したらまたブログで掲載させていただく予定です
今回は先日豊岡の新築の住宅の現場でおこなった
土間のコンクリートの洗い出しについてお話しします
まずは写真から
写真手前側のコンクリートの部分
このコンクリートが洗い出しという工法で今回施工したものです
どこがふつうのコンクリートと違うかと言いますと
基本的に生コンを流し込んで均したこの写真の状況からコテと言われる左官道具で
季節や気温によりますが数時間から半日ほど何回も表面をなぜてつるつるにしたカナゴテ仕上げが割と一般的です
あとは箒やハケで波立たせる仕上げの方法だとかいくらか方法はあります
今回おこなった洗い出しは表面のセメントが固まる前に
そのセメントを水で洗い流してコンクリートの材料である砂利や砕石を浮かび上がらせる方法です
1枚目の写真の洗い出し部をアップで撮影したものがこちらです
固まったあと表面が真っ白になるカナゴテ仕上げやハケ引きに比べ
石が出てくることでナチュラルな雰囲気に見え、
洗い出し表面のセメント分を取り除くことで全体の色が暗めのグレーまで色が落ち、
家全体を柔らかなイメージにまとめます
家主の思いやその家のデザインに合わせてお庭や今回のような土間を提案させてもらうことが基本ですが
この洗い出しは和洋関わらずどちらの雰囲気にも合いますのでオススメです
みなさん生コンプラントはご存知でしょうか?
ミキサー車やものすごくでかいタンクが並んでいて生コンを出荷する施設のことですが
その生コンプラントごとに砂・砕石など骨材と呼ばれる生コンの構成材料の入手先は変わってきます
川、海、山といろんなところのものがあり、基本的にその違いでコンクリートの強度が変わることはないのですが
出来上がった時の色が少し違うことがあります
建物であれば色が違ったところでタイルを貼ったり塗装したりと隠すことが多く問題ないのですが
洗い出しだと構成材料である中の石を見せるのでその砂、石の色がかなり関係してきます
そこで庭舎坪以は但馬地方に複数社ある生コンプラントから一番良い色が出るものを選び
洗い出しの時はそのプラントからのみ生コンは手配しております
洗い出すタイミングが少し難しく
早いとコンクリートが抉れてしまったり
セメントだけでなく骨材まで流してしまうことがあったり
遅いと表面も固まって石が出てこないなんてこともありますので
やったことない方がやってみようでできるものでもありません
そしてただ洗い出しをするのでなく
庭舎坪以では生コン打設後にひと手間
洗い出しを行う前にひと手間
終わったあとにもひと手間加えることで
同業他社さんよりナチュラルに、より綺麗につくることを目指しています
そのひと手間がなにかはひみつですけど
最後に洗い出しのメリット、デメリットですが
洗い出しのメリットは
自然な雰囲気に仕上がる
洗い出した石がスパイクのかわりになり、積雪、雨天時に滑り止めになる
(車の駐車スペースの下にも使えます)
経年で綺麗になっていく
(表面の取りきれなかったセメント分が雨によってすこしずつ中和され落ちていき、より自然な色になっていきます)
洗い出しのデメリットは
洗い出した石がとれる箇所がある
(経年により間違いなく何箇所かとれますが、広い土間全体で2センチくらいの石がとれるのでどこがとれたかは相当探さないとわかりません)
カーポートの土間には適さない
(屋根があると経年変化しづらく、すこし汚く見えることがおおいです)
すぐに思いついたのはざっとこのくらいでしょうか
根本的に玄関前に土間やアプローチをつくる、つくらない
それだけで家の外観だけでなく
土を家まで引っ張らなくする効果もあるので玄関の汚れ方もかなり変わってきます
新築で一軒家を買ったけど、(買う予定だけど)
住宅メーカーさんに家の周りに砕石をまいてもらったままですこしさみしい(かも)
雑草が生えてきたけどとっているヒマがない(かも)、めんどくさい(かも)
車の駐車スペースから玄関までの間が土の上を歩かないといけなくて玄関汚れちゃう(かも)
なんてことに悩んでる方にオススメです
洗い出し以外にもたくさんの方法はあり
家の前、アプローチもすこし手を加えるだけで案外一気に見栄えが良くなります
見た目だけでなく、動線、機能性の確保も一緒に考える必要もありますが
このはなしはまたいつか
▼当社では他にスタンプコンクリートの施工もおこなっています
下記のリンクよりスタンプコンクリートのページに移動できますのでご覧ください
ご無沙汰しております
あまりに更新をしてこなかったのでこれからは週に1回以上の更新を目指していきたいと思います
基本週1更新は社長ではなく息子の方がしていく予定です
せっかくのホームページがもったいないですからね
盆も過ぎ、涼しくなってきました
庭舎坪以は剪定シーズンです
但馬各地で仕事させていただいております
さて、早速ですが今回のタイトルの話
夏場だと但馬ですのでやはり暑さですが
涼しくもなってきましたので、今回は別の敵の話
虫!です
先日ニュースになっていたハチの話もしたいですがタイムリーな虫の方を今回は書きたいと思います
毛虫 特にチャドクガについて
今日撮ったチャドクガの画像をこのあと貼りますので
虫の画像が苦手な方は見ない方がいいかも笑
でも気を付けるためにも確認はしておいたほうがいいかも?
チャドクガは非常に強い毒性を持つ虫です
その毒に触れてしまうとハチの毒と同様にアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります
そしてこのチャドクガ
毒をもっているのが毛虫の時だけでなく
成虫になっても
卵の時でも
脱皮した抜け殻にも
蛹のときも
蛹から羽化したあとの抜け殻にも
全ての状態で毒をもっています
その毒の症状としては
その人と刺され方によってかわりますが
大抵刺されてから数時間以内に赤く腫れはじめ
そのまま数日から十日ほど眠れないほどのかゆみが続きます
毛虫自体は大きくても2センチくらいで小さいのですが
見えないくらい細く短い毒針を何百万本ともっています
そしてその大量の毒針が毛虫や抜け殻から直接触れなくても風に乗って飛んできます
あまりにも細い毒針のため服の上からでも刺さることがあります
知らない間に近くにいて大量の毒針にあたっていて身体中に赤い斑点模様がついてたり…
そんな小さな毛虫をどう見つけてどう処置をすれば良いかですが
チャドクガはグルメで基本的にツバキ科の植物にしかつきません
庭木だとツバキ、サザンカのふたつくらいになると思います
そして一匹は小さいですが数匹から十数匹くらいのグループで動いています
さらにそのグループで葉っぱを一枚綺麗に食べ終わってから次の葉っぱを食べに移動します
こんな感じです
かなりのスピードで葉っぱを食べていきます
周辺が静かなら葉っぱを食べている音も聞こえるくらいです
ツバキ、サザンカの木を見て
枝一本だけ葉っぱがない
チャドクガは葉脈は残すので普通に枯れているのとは違い
二枚目の写真のように葉脈や食い残しの緑色の葉っぱが確認できます
チャドクガは近い葉っぱから食べ進んで行くのでそんな枝を見つけたら大抵その辺にいます
基本的にはそれを見つけたら近寄らないほうがいいのですが
帰巣本能ってわけでもないと思うんですが
その後成虫になってもそこまで遠くにも行かず
再び戻ってきて卵を産み…を繰り返すことになり
毎年見かけることになっていることがよくあります
そんなことにならないように対処する方法として
風のない日に殺虫スプレーでチャドクガを殺し
近くにもツバキ科の植物があればそこも確認して一匹残らず処理するつもりで処置していくことをオススメします
殺虫スプレーを浴びるとおしりから糸を出して地面に落ちていきます
ただその場で死ぬ個体も落ちたもののその下の葉っぱに引っかかってそのまま死ぬ個体もありますので
全部処理できたと思ったら水道ホースを引っ張ってきて木についたチャドクガを落としましょう
落ちたチャドクガの処理も箒使ったりするとその箒に毒針ついてあとあと大変なことになりかねないので
近くに水路や溝があればそこまで水で流し落とすのが一番いいと思います
もっといい方法もあるかもしれないですけどね
庭舎坪以が処理するならこの方法です
どうしても剪定しないといけないときは庭舎坪以は毛虫のついてる葉っぱのある枝を危なくない程度に
できるだけ小さくハサミで切って触れないように隔離して処理しますが
たいていは木から飛び出ている葉っぱだけ切って最低限の剪定だけさせていただき
殺虫剤を撒いて来年の発生を防ぐことと毒針がついているであろう葉っぱを持ち帰るような処理をさせていただいております
そして僕は今日気をつけて剪定してたつもりなんですが
何故か、でこの左側、首、右肘が赤く腫れております
蜂毒にしても僕は虫の毒にそこそこの耐性があるようで
いつも比較的かなり軽い症状で終わりますが
ひどい症状になってきたら迷わず病院へ
救急車でも構わないと思います