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剪定 庭師の敵

ご無沙汰しております

あまりに更新をしてこなかったのでこれからは週に1回以上の更新を目指していきたいと思います

基本週1更新は社長ではなく息子の方がしていく予定です

 

せっかくのホームページがもったいないですからね

 

盆も過ぎ、涼しくなってきました

庭舎坪以は剪定シーズンです

但馬各地で仕事させていただいております

 

さて、早速ですが今回のタイトルの話

 

夏場だと但馬ですのでやはり暑さですが

涼しくもなってきましたので、今回は別の敵の話

 

虫!です

先日ニュースになっていたハチの話もしたいですがタイムリーな虫の方を今回は書きたいと思います

毛虫 特にチャドクガについて

 

今日撮ったチャドクガの画像をこのあと貼りますので

虫の画像が苦手な方は見ない方がいいかも笑

 

でも気を付けるためにも確認はしておいたほうがいいかも?

 

チャドクガは非常に強い毒性を持つ虫です

その毒に触れてしまうとハチの毒と同様にアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります

 

そしてこのチャドクガ

毒をもっているのが毛虫の時だけでなく

成虫になっても

卵の時でも

脱皮した抜け殻にも

蛹のときも

蛹から羽化したあとの抜け殻にも

 

全ての状態で毒をもっています

 

その毒の症状としては

その人と刺され方によってかわりますが

大抵刺されてから数時間以内に赤く腫れはじめ

そのまま数日から十日ほど眠れないほどのかゆみが続きます

 

毛虫自体は大きくても2センチくらいで小さいのですが

見えないくらい細く短い毒針を何百万本ともっています

そしてその大量の毒針が毛虫や抜け殻から直接触れなくても風に乗って飛んできます

 

あまりにも細い毒針のため服の上からでも刺さることがあります

知らない間に近くにいて大量の毒針にあたっていて身体中に赤い斑点模様がついてたり…

 

そんな小さな毛虫をどう見つけてどう処置をすれば良いかですが

チャドクガはグルメで基本的にツバキ科の植物にしかつきません

庭木だとツバキ、サザンカのふたつくらいになると思います

 

そして一匹は小さいですが数匹から十数匹くらいのグループで動いています

さらにそのグループで葉っぱを一枚綺麗に食べ終わってから次の葉っぱを食べに移動します

img_2503

img_2502

こんな感じです

かなりのスピードで葉っぱを食べていきます

周辺が静かなら葉っぱを食べている音も聞こえるくらいです

 

ツバキ、サザンカの木を見て

枝一本だけ葉っぱがない

チャドクガは葉脈は残すので普通に枯れているのとは違い

二枚目の写真のように葉脈や食い残しの緑色の葉っぱが確認できます

 

チャドクガは近い葉っぱから食べ進んで行くのでそんな枝を見つけたら大抵その辺にいます

 

基本的にはそれを見つけたら近寄らないほうがいいのですが

帰巣本能ってわけでもないと思うんですが

その後成虫になってもそこまで遠くにも行かず

再び戻ってきて卵を産み…を繰り返すことになり

毎年見かけることになっていることがよくあります

 

そんなことにならないように対処する方法として

風のない日に殺虫スプレーでチャドクガを殺し

近くにもツバキ科の植物があればそこも確認して一匹残らず処理するつもりで処置していくことをオススメします

 

殺虫スプレーを浴びるとおしりから糸を出して地面に落ちていきます

ただその場で死ぬ個体も落ちたもののその下の葉っぱに引っかかってそのまま死ぬ個体もありますので

 

全部処理できたと思ったら水道ホースを引っ張ってきて木についたチャドクガを落としましょう

落ちたチャドクガの処理も箒使ったりするとその箒に毒針ついてあとあと大変なことになりかねないので

近くに水路や溝があればそこまで水で流し落とすのが一番いいと思います

 

もっといい方法もあるかもしれないですけどね

庭舎坪以が処理するならこの方法です

 

どうしても剪定しないといけないときは庭舎坪以は毛虫のついてる葉っぱのある枝を危なくない程度に

できるだけ小さくハサミで切って触れないように隔離して処理しますが

たいていは木から飛び出ている葉っぱだけ切って最低限の剪定だけさせていただき

殺虫剤を撒いて来年の発生を防ぐことと毒針がついているであろう葉っぱを持ち帰るような処理をさせていただいております

 

そして僕は今日気をつけて剪定してたつもりなんですが

何故か、でこの左側、首、右肘が赤く腫れております

 

蜂毒にしても僕は虫の毒にそこそこの耐性があるようで

いつも比較的かなり軽い症状で終わりますが

ひどい症状になってきたら迷わず病院へ

救急車でも構わないと思います

 

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